日本を代表する写真家・上田義彦の作品集『Mies Van Der Rohe』。本書は、近代建築の四大巨匠と評されるドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエの代表作「ファンズワース邸」「トゥーゲントハット邸」「バルセロナ・パヴィリオン」を上田義彦が撮り下ろした図版で構成された一冊。ミースの建築に対して特別な思いを持っていたという上田のテキストより一部抜粋「なぜミースの直線がこんなに美しいのか、自然の中には存在しないライン、それがこれほどまでに美しいと思わせる力をもつことができるのかということ。一方で、緑の葉っぱのもつ美しいライン、その葉脈の美しい曲線、そしてその葉っぱの表面にけなげにとどまる水滴の美しく輝くラインなど、自然の中のそれら小さな世界を見ているだけでも一日中飽きることがない。(中略)ミースの建築に感じるこの直線の美しさは、私の中では、自然のものたちがもつ曲線のあの美しさと安らぎ、そのままずっと見ていたいと思わせる楓の枝々の美しい曲線のラインと同じような感覚を私に与えてくれる」。
出版社:鹿島出版会
刊行年:2012年
フォーマット:hardcover
ページ数:393 pages
サイズ:h333 × w235 mm
備考:
状態:
日本を代表する写真家・上田義彦の作品集『Mies Van Der Rohe』。本書は、近代建築の四大巨匠と評されるドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエの代表作「ファンズワース邸」「トゥーゲントハット邸」「バルセロナ・パヴィリオン」を上田義彦が撮り下ろした図版で構成された一冊。ミースの建築に対して特別な思いを持っていたという上田のテキストより一部抜粋「なぜミースの直線がこんなに美しいのか、自然の中には存在しないライン、それがこれほどまでに美しいと思わせる力をもつことができるのかということ。一方で、緑の葉っぱのもつ美しいライン、その葉脈の美しい曲線、そしてその葉っぱの表面にけなげにとどまる水滴の美しく輝くラインなど、自然の中のそれら小さな世界を見ているだけでも一日中飽きることがない。(中略)ミースの建築に感じるこの直線の美しさは、私の中では、自然のものたちがもつ曲線のあの美しさと安らぎ、そのままずっと見ていたいと思わせる楓の枝々の美しい曲線のラインと同じような感覚を私に与えてくれる」。
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