曲は自身が幼少から馴染んでたという楽曲から始まり、1930年代に作られたもの、コスタリカの伝説的ボレロ歌手レイ・ティコの曲、もちろん自身の曲。そしてラストは11分45秒にもわたるコスタリカの作曲家ラファエル・チャベス・トーレスによる著名な葬式曲“duelo de la patria”で閉じます。キューバン・フィーリンでもなく、南米フォルクローレでもない。中米のトロピカルさを随所に出しつつ、内省に陥りすぎないこのバランス。ベテラン・ラテンリスナーからアルゼンチン周辺のフォルクローレ好きまで世代を超えてオススメの発見盤です。中米のギター・ソロということでも珍しいのでは。理屈抜きでも何度も再生してしまう心地よさにやられてしまいます。内容にばっちりなアートワークのセンスもいいですね。
コスタリカのギタリスト、マリオ・ウジョアによる素晴らしいギター・ソロアルバム。“アラフエラ(コスタリカ第二の都市)の黄昏”とでも訳すタイトルでしょうか。言葉にできないほどの美しいというアラフエラの夕暮れの情景をギターで綴ったという秀逸なギターソロです。
曲は自身が幼少から馴染んでたという楽曲から始まり、1930年代に作られたもの、コスタリカの伝説的ボレロ歌手レイ・ティコの曲、もちろん自身の曲。そしてラストは11分45秒にもわたるコスタリカの作曲家ラファエル・チャベス・トーレスによる著名な葬式曲“duelo de la patria”で閉じます。キューバン・フィーリンでもなく、南米フォルクローレでもない。中米のトロピカルさを随所に出しつつ、内省に陥りすぎないこのバランス。ベテラン・ラテンリスナーからアルゼンチン周辺のフォルクローレ好きまで世代を超えてオススメの発見盤です。中米のギター・ソロということでも珍しいのでは。理屈抜きでも何度も再生してしまう心地よさにやられてしまいます。内容にばっちりなアートワークのセンスもいいですね。
Mario Ulloa / Tardes De Alajuela (CD)
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