M4210●江戸明治和本等>作事往来(平岡佐渡掾直筆本)新発見 稀書往来物

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●江戸明治和本●作事往来(平岡佐渡掾直筆本)新発見 稀書往来物
【判型】大本1冊。縦259粍。
【作者】平岡佐渡掾(橘為寿)作・書。
【年代等】文政5年作・書。
【備考】分類「往来物」。袋綴じ展開収録。『作事往来』は、江戸幕府京都大工頭の中井家(中井役所)配下の頭棟梁であった作者自身が自ら著した大工番匠関係の往来物。実務家の立場から編まれたことが明らかで自筆である点が貴重。中井家は江戸時代を通じて畿内5カ国と近江の6カ国の大工を支配しており、平岡家は中井家と同じ大和国出身で京都御所南東の新椹木(サワラギ)町通丸太町(現・京都市上京区)に居住していた。中井家配下の棟梁は22-23人程いたが、頭棟梁はその最高責任者で50歳以上の年長者2人が任命されたという。内容は、「諸堂舎・社屋・御殿向造営、新規普請之儀は、先、其所之地理を考、地鎮祭は修験に任せ、先、地形掘返置、土引平均、行器、亀築柱、通丁掘、栗石・土砂交、千本築、木遣音頭等面白踏〆…」と起筆し、地鎮祭、木遣音頭や釿始め等の建築儀礼に関する用語を列挙しながら儀式の手順や心得を綴り、各種木造建築に用いる基本部材、内装の壁・床・天上など各所の部材や建具の名称、さらに屋根の仕上げなどの外装関連用語や室内装飾等に関わる職人など関連用語を数多く列挙する。また、後半では紫宸殿・清涼殿など京都御所の構造や建造物名、諸役と各役所・詰所・部屋の名称などを始め、同様に、下御所、近習長屋、堂舎・講堂等、社頭等についても同様に語彙を書き連ねた後、各種渡初の儀式の心得や儀式祭壇の装飾・供物、また、儀礼のあらましまでを詳しく記す。最後に、以上の儀式には種々の秘伝があることや、儀式終了後に餅を巻き、諸人がこぞってそれを貰うこと、地鎮祭の日取りは陰陽師に任せ、吉辰に移徒(転居)し目出度く済ませよと述べて結ぶ。
★原装・状態良好。稀書(国文学研究資料館DBでは他に所蔵無し)。
◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。

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